私は、現役時は東京大学理科一類を受験したが不合格、浪人するタイミングで文転し一浪して東京大学文科二類に合格しました。
高校ではなんとなく医学部志望でなんとなく理系に進みました。理系なら医学部にも行けるし、医学部が嫌になって工学部に行く場合も文系就職、理系就職両方できるしと思い特に興味ある分野がはっきりしていない自分には潰しが効きそうな理系がいいなと理系に進みました。そして、進学振り分けがあり専門分野について悩む余地がある東京大学理科一類を志望することに決めました。しかし私は数学がそんなに好きではなく物理は正直難しくて嫌だな、と思っていました。当時から私は、国語の勉強が好きだったし、勉強の気分転換には大河ドラマや歴史小説を楽しんでいました。同じ分野を志望している周囲との違いに戸惑い、うっすら自分の進路に違和感を持っていました。その結果現役時には理科一類に不合格となりました。
パスカル数理ゼミの先生に「どうしようか」と相談したら、文転しての東大受験を進められました。文転は頭の片隅にもなかったので驚きましたが、「自分が勉強していて元気が出て楽しいと思う分野の方がだいぶ伸びるし、仕事も楽しめると思う」との先生の言葉を信じて文転することにしました。
私は宅浪で、予備校の映像授業も利用しつつ学習を進め、毎週通っていたパスカル数理ゼミの先生が勉強面だけでなく、精神的にも支えになりました。
パスカル数理ゼミの生徒の皆さんには、文理関係なく、自分が本当に楽しい!と思う分野に進んでもらいたいです。なんだかんだで“好きこそものの上手なれ”は正しいと思います。
僕はこのパスカル数理ゼミに中学2年生から通っていて、数学と英語を受講していました。数学では、現在では数学の勉強法として解法暗記が一般的となっていますが、パスカル数理ゼミでは数学の本質を丁寧に教わることができました。そのことで、暗記では太刀打ちできずに本質的な理解が求められる京大の数学にも十分に対応できる数学力が付きました。英語では長文の演習をしっかり行い、対策が遅れがちな英作文やリスニングも十分に対策していただいたことで、英語の試験で差が付きやすいといわれている英作文も自信を持って対応できるようになりましたし、さらには、直前に対策した自由英作文が本番で出題されるといったこともありました。これは、パスカル数理ゼミで英作文の対策を十分にしていただいたことに依るものです。
数学と英語は文系理系問わず、大学入試においては主要な科目です。そこで、早い時期から基礎学力をつけていくことは必要不可欠です。最初はどのようなことをしていけばよいか困惑することもたくさんあります。ですが、このパスカル数理ゼミを通して数学や英語の試験に対してどのように向き合っていけばよいかが見えてくることでしょう。最後になりますが、5年間、僕のことを指導してくださった先生方には非常に感謝しています。ほんとうにありがとうございました。また、これを見てくれた後輩たちがパスカル数理ゼミに入って、努力を重ね、志望大学に合格できることを心から願っています。